銘柄分析

株初心者におすすめ!10万円以下で買える高配当3銘柄を紹介!

今回は、10万円以下で買える株の中で高配当+株価の上昇が期待できる銘柄を3つ紹介したいと思います。

3銘柄とも金融株になっております。

アメリカの金利上昇する局面では、銀行株のような金融関連株に注目した方がいいと思っています。

是非、参考にしてみてください。

※投資は自己判断、自己責任でお願いします。

10万円以下で買える高配当3銘柄

 

①GMOフィナンシャルホールディングス[7177]
→FXで世界一のシェア

②三菱UFJフィナンシャルグループ[8306]
→業績が絶好調

③野村ホールディングス[8604]
→日本最大の証券会社

 

①GMOフィナンシャルホールディングス[7177]

株価:804円
(2021年8月30日時点)

最低投資金額:8万円〜10万円

GMOフィナンシャルホールディングスは、GMOインターネットグループの金融事業の会社です。

傘下に「GMOクリック証券」「FXプライムbyGMO」「GMOコイン」などがあります。

2020年のFX取引高が世界一であり、暗号資産でも一定のシェアがあります。

[業績について]


(出典 株探 https://kabutan.jp

業績は売上、利益ともに好調を維持しております。

2021年12月期は過去最高の業績が出ました。
利益率も30%を超えており、素晴らしいです。

2022年12月期については、業績予想を出していないですが、かなり良い数字が出ると思っています。
過去最高を更新する勢いだと思いますね。

[配当について]

[配当]
2018/12  32.3円
2019/12 25.8円
2020/12 37.4円
2021/12 未定

配当利回り:4.65%(2020年12月)

配当性向:60%(2020年12月)

配当は年4回ある日本では珍しい銘柄です。

配当利回りが4%以上あるので、なかなかの高配当です。

配当性向は50%以上を目指しており、株主還元をかなり意識していると思います。

[株主優待について]

優待回数:2回/年

権利確定月:6月・12月

①GMOクリック証券での買付手数料キャッシュバック

②GMOクリック証券での商品CFDの新規建て取引で1,000円プレゼント

③GMOクリック証券の取引にかかるA〜Cのいずれかのコースを選択
A.取引手数料キャッシュバック
B.FXネオ取引キャッシュバック
C.証券コネクト口座キャッシュバック

株主優待について詳しい内容はこちら!
https://www.gmofh.com/ir/stock/benefit.html

投資をやる上で、手数料っていうのはどうしてもかかってしまいます。少しでも手数料の負担を減らしたいので、こういう優待はありがたいですね。
手数料もバカにならないですもんね。

100株から優待を受けられるのもありがたいです。

高配当な上に株主優待まであるので超おすすめですね。
さらに、業績も好調なのでキャピタルゲインも期待できる銘柄となっております。

<株価チャートについて>

(出典 株探)

3年間のチャートを出しています。

コロナショックで大きく下落しましたが、その後に力強く伸びています。
こういう銘柄は一度買われ始めると買い圧力が強くなって、上昇トレンドになりやすいと思っています。

業績にも勢いを感じますし、要注目だと思います。

テクニカル分析についての記事はこちら↓
株・FXで必須のテクニカル分析(指標)の意味をわかりやすく解説!

②三菱UFJフィナンシャルグループ[8306]

株価:590.3円
(2021年8月30日時点)

最低投資金額:5万円〜6万円

三菱UFJフィナンシャルグループは、言わずと知れた日本最大かつ世界有数の総合金融グループです。

日本最強の銀行株と言っていいと思います。

割安で高配当銘柄であると同時に、業績も絶好調なので、キャピタルゲインも狙えると思っています。

[業績について]


(出典 株探)

2015年ですが、業界で初めて純利益が1兆円を達成した国内唯一の銀行です。

その後は、純利益1兆円を超えることはなかったのですが、2022年3月期では最終利益1兆円の予想が出ました。

素晴らしい!

この低金利の時代にこれだけ稼げるのは、めちゃくちゃすごいですね。
低金利の中でも、利益を出せるビジネスモデルを確立しています。

これからアメリカの金利が上昇するのも銀行にとって追い風だと思います。

利ざやで稼ぐ銀行にとって金利上昇は、稼ぎやすい環境になります。

三菱UFJは海外比率が高いので、アメリカでガンガン稼ぐことが可能です。

三菱UFJの株は、アメリカの金利を見ながら買うといいと思います。

<配当について>

[配当]
2019/3 22円
2020/3 25円
2021/3 25円
2022/3 27円

配当利回り:4.57%(予)

配当性向:41.3%(2021年3月)

2022年3月期の配当は27円を予定しております。

配当利回りが4.5%を超えており、かなりの高配当だと思います。

業績も好調ですし、世界的な金融ショックが起こらなければ、今後の配当は期待していいのではないでしょうか。

<株主優待>

配当金の持続的な増加をめざしていくという理由から株主優待は2017年12月に廃止になっております。

<株価チャートについて>


(出典 株探)

10年間のチャートを出しています。

リーマンショック以降、株価がなかなか上がらずに低迷しているのがわかります。

業績が好調なのに株価が上がらない原因はよくわかりませんが、アメリカの金利上昇をきっかけに株価が上昇するのではないかと期待しています。

株価1,000円を超えてほしいですね。

③野村ホールディングス[8604]

株価:536.9円
(2021年8月31日時点)

最低投資金額:5万円〜6万円

野村ホールディングスは、日本最大の証券会社であり、国内シェアは圧倒的トップです。

近年では、SBI証券や楽天証券などのネット証券の急成長が注目されていますが、従来型の店舗をかまえた証券会社である野村証券も負けていないと思っています。

2021年3月にアルケゴスに絡む取引で大きな損失を出しましたが、屋台骨を揺るがすような損失ではなかったですね。
株価は大きく下落してしまいましたが、マイナス材料出尽くしで逆に投資チャンスが来たのではないかと思います。

<業績について>


(出典 株探)

2021年3月期に過去最高の業績を上げる予定でしたが、アルケゴスに絡む取引での損失で減収減益となってしまいました。

2021年の4〜6月期もアルケゴスショックで6億ドル(約650億円)の損失を計上し、最終利益が前年同期比でマイナス66%となりました。

ですが、これでアルケゴスでの損失処理は完了したとのことです。

これでマイナス材料が出尽くしたので、逆に投資チャンスがきたと思います。
元々の業績は好調なので、ここからの巻き返しに期待ですね。

<配当について>

[配当]
2019/3 6円
2020/3 20円
2021/3 35円
2022/3 未定

配当利回り:6.52%(2021年3月)

配当性向:69.8%(2021年3月)

近年は増配傾向だったんですが、アルケゴスショックにより、2022年3月期の配当は未定です。

減配はあるかもしれないですが、アルケゴス関連の損失処理は終わっているので、無配ってことはないと思います。

<株主優待について>

2019年9月に優待制度を廃止しております。

<株価チャートについて>


(出典 株探)

10年間のチャートを出しています。

こちらも三菱UFJと同じく、リーマンショック以降は株価が冴えません。

アルケゴス関連の損失処理も終わったことですし、これからの業績と株価に期待ですね。

今後は、ネット証券にも力を入れていくのが自然の流れだと思いますので、個人口座の開設数も増えていくのではないかと思っています。

僕の予想では、野村HDの株価は上方向で見ています。

まとめ

10万円以下で買えるおすすめ3銘柄

①GMOフィナンシャルホールディングス[7177]
→高配当+株主優待あり、業績も絶好調

②三菱UFJフィナンシャルグループ[8306]
→高配当、アメリカの金利上昇が追い風

③野村ホールディングス[8604]
→アルケゴス関連の損失処理が終了、元々の業績が良い

以上。