銘柄分析

エイトレッドの株価を分析!今後の将来性と配当、株主優待について

東証スタンダード
証券コード:3969

今回紹介するのは(株)エイトレッドです。

「ワークフロー」システムの開発、販売をしています。

業績が右肩上がりで、今後の成長が楽しみな会社です。

営業利益率が40%を超えているすごい会社ですよ!

ぜひ、参考にしてみて下さい!

※投資は自己責任・自己判断でお願いします。

エイトレッドの概要

エイトレッドは、「ワークフロー」のシステムの開発、販売をしている会社です。

ワークフローとは、上司や関係者への承認工程(ワークフロー)をシステム化(電子化)することです。

要は日本古来のやり方である、「ハンコ」をやめて、効率的に業務を進めていきましょうってことですね。

ペーパーレス化で、さまざまなコストが削減できます。

(出典 エイトレッド)

上図のように、ワークフローシステム導入により、さまざまな効果が得られます。

業務効率アップ、ペーパレス化でコスト削減、ルール統一で内部統制につながる等の効果が期待できます。

テレワークの推進もあって、ワークフローの需要はますます高まっています。

導入企業数は3,000社以上で、大企業であるセブン&アイホールディングスや伊藤忠商事も同社のシステムを導入しています。

日本国内のワークフロー市場シェア


(出典 エイトレッド)

エイトレッドの市場シェアはトップクラスであり、特に中小企業向けに強いですね。

エイトレッドの特徴

・安定した収益構造(ストックビジネス)

・営業利益率が高い

・株主優待がQUOカード

安定した収益構造(ストックビジネス)

エイトレッドは、安定した収益構造のストックビジネスのため、景気に左右されにくく、長期的に安定した収益が得られます。


(出典 エイトレッド)

システムを導入し契約すれば、毎年、クラウドサービスやサポート保守などの利用料金が入ってきます。

ワークフローシステムって1度導入すれば、なかなか解約されることがないのも強みです。
解約して「ハンコ文化」に戻ることは考えにくいですからね。

まだまだワークフローを導入していない企業はたくさんあり、需要もありますので、今後においても楽しみな会社です。

営業利益率が高い

エイトレッドは、営業利益率が40%以上ある素晴らしい企業です。


(出典 株探 https://kabutan.jp

営業利益率:40.7%

ROE:18.59%

ROA:14.19%

ROEは10%以上、ROAは5%以上あれば優秀とされているので、同社はこの数値を大幅に超えていますね。

この数字を見て頂ければ、エイトレッドの稼ぐ力がすごいのがわかります。

稼ぐ力がすごいのは、ストックビジネスが大きく関係していて、長期的にも安定して稼いでいくと思います。

なので、長期投資としても魅力がある企業だと思います。

✴️ ROEとは、自己資本利益率の意味であり、株主から集めた資金を使ってどれだけ効率的に稼ぎましたかという指標になります
ROE(%)=当期純利益 ÷ 自己資本 × 100

✴️ ROAとは、総資産利益率といい、総資産からどれだけ利益を生み出したかを示す指標です。
ROA(%)=当期純利益 ÷ 総資産 × 100

株主優待がQUOカード

エイトレッドの株主優待はQUOカードです。

優待回数:2回/年

権利確定月:3月・9月


(出典 エイトレッド)

3月末権利確定分:6月頃に送付予定
9月末権利確定分:12月頃に送付予定

【配当について】

配当金:22円(2022/3)

予想配当利回り:0.89%

前期配当性向:27.9%

エイトレッドは成長株(グロース株)なので、配当利回りが低いのは仕方ないですね。
配当よりも、事業の拡大にお金を使ってもらって、業績をどんどん伸ばしていってほしいですね。

業績

(出典 株探)


(出典 Strainer)

業績に関しては、右肩上がりで順調に推移していると思います。

2022年3月期の予想で、売上高の伸びがイマイチかなぁと思いますが、1Qの決算が良かったので、途中で上方修正が入るのではないかと思っています。

ストックビジネスなので、今後も営業利益率40%近くを維持していくと思います。
素晴らしい!ワンダフォー!

業績の見方についての記事はこちら↓
株探を使って業績を分析する方法(成長株編)簡単にサクっと分析!

財務について


(出典 株探)

自己資本比率が80%近くあり、有利子負債も0なので、財務は全く問題ありませんね。
自己資本比率は50%以上あれば優良と言われていますので、同社は超優良です。

株価チャートについて


(出典 株探)

20年3月のコロナショックから株価を上げていき、1,000円以下だった株価が2,000円を超えてきましたね。

ワンダフォー!

ストックビジネスで業績が安定しているので、長期投資でもいいのかなぁと思いますね。

コロナ明けでも、DXなどの業務のデジタル化の流れは止まらないと思いますので、これからもエイトレッドの業績と株価は要注目ですね!

今後も成長していく銘柄だと思います。

以上。