銘柄分析

ルネサスエレクトロニクスの株価を分析!今後も半導体需要がやばい!

今回紹介するのは
ルネサスエレクトロニクス(株)です。

[コード] 6723

[事業内容] 半導体製品の開発・製造・販売・サービス

今後も半導体の需要がやばいので、今回取り上げてみました。

ルネサスエレクトロニクスは5G関連銘柄としても注目しています。

5G基地局向け半導体の需要がこれから高まり、業績にも影響が出てくると思います。

今回の記事を参考にして頂けたらと思います。

※投資は自己判断、自己責任でお願いします。

概要

同社は大手半導体メーカーで、車載用マイコン(MCU)の分野ではトップ級です。

2010年にNECエレクトロニクスルネサステクノロジー(日立及び三菱電機から分社化)が合併し設立しました。

設立当初から、従業員約4千人のリストラや、国内工場の閉鎖を検討するといった改革を進めると発表し、かなり厳しい状況からのスタート。

2013年には産業改革機構が中心となって、トヨタ、日産などの9社を割当先とする1500億円の第三者割当増資を行いました。
財務的にもかなり厳しい状況だったんですね。

また、半導体工場の再編などの改革を推進し、2014年に初めて決算が最終黒字になる。

改革により大規模なリストラを行い、4万人以上いた従業員を約半分の2万人に削減しています。

その後、アメリカの半導体大手インターシルやTechnology Inc(IDT)を買収し、グローバル企業の道を開いた。

前身時代から含めて、リストラの嵐からようやく利益の出せる体質へと変わっていったという印象です。

メタボ体質からスリム体型になって筋肉がつきはじめた感じですかね。

業績

(出典 https://kabutan.jp )

改革を推進してから、やっと利益を出せる体質になりました。

まだまだ業績としては、物足りないですが、今後の半導体需要を考えれば、業績が急伸する可能性があると思います。

自動車販売が回復しているのも、車載用マイコンを製造している同社にとってはかなりプラスの材料ですね。
2021年12月期の業績にも大きな影響があると思います。

5G関連銘柄のルネサスエレクトロニクス

ルネサスエレクトロニクスは、次世代通信規格「5G」などの基地局向け半導体製品を9月から量産すると発表しました。
「RFアンプ」と呼ばれる製品で、基地局のアンテナを駆動させるために無線信号を増幅させる製品らしいです。

総務省の発表では、5Gの基地局を2023年度末までに当初計画の3倍となる約28万局を整備する方針という事で、同社に、発注がどんどん舞い込むと思われます。


(出典 日本経済新聞)

総務省も5G基地局を急ピッチで整備しようとしています。

5G関連事業は国策で、かなり予算をかけてやっていくと思いますので、それに関わる企業に関しては要チェックですね。

ルネサスエレクトロニクスもその国策事業に関わっている1社で、業績や株価に大きく影響すると思っています。

株価チャート


(出典 株探)

2020年3月のコロナショックで株価が急落してから以後、かなり綺麗な右肩上がりに株価が上がっていきました。
美しい上がり方ですね。
まさにアート!

ただ、21年に入ってから株価が落ち着いていて、持ち合い状態が続いています。

今後の動きとしては半導体需要もしばらく続くと思いますし、上方向で見ていいのかなぁと思います。

最後に

半導体業界は、これからも大激動の時代ですから、今、業績が良くても油断は禁物だと思います。

半導体メーカーは、ここ5年を見てもM&Aなどで、時価総額1000億円以上の企業が49社から15社に、時価総額が1000億円から1兆円の企業が48社から27社にまで減っているのが現状です。

ルネサスエレクトロニクスも、生き残りをかけて、海外シフトを加速させるでしょうね。

今は、自動車関連の事業が全体の事業の大きな比率を占めているので、自動車関連以外の事業を拡大していく事が、収益のバランスから考えても、これからの課題でしょうね。

自動車関連以外の事業の収益が伸びてくれば、これからも、かなり成長する企業だと思います。

目指せ売上高1兆円ですね!

ルネサスエレクトロニクスが増資を発表しましたが、増資と株価の関係についてを記事にしていますので、合わせて読んで頂ければと思います。
「増資」や「自社株買い」による株価の影響について!株価は上がる?下がる?

以上。

ありがとうございました。