東証1部
証券コード:6199
今回は、個人的にテンバガー候補にしている(株)セラクを紹介します。
これから、再拡大期に入るということで業績及び株価に注目しています。
一時的に利益が減ることがあるかもしれませんが、それはさらなる成長への布石だと思いますね。
今回の記事を参考にして頂けるとうれしいです。
※投資は自己判断、自己責任でお願いします。
セラクの概要
【セラクの事業】
・システムインテグレーション事業(SI)
→ITシステムの開発、運用、支援
・デジタルトランスフォーメーション事業(DX)
→データサイエンス、IoTクラウドサービス、デジタルマーケティング
・農業IT事業
→農業生産支援プラットフォーム
セラクは、SIとDXの2つが主な事業となっております。
(出典 セラク)
セグメント別に見てみると、売上、利益ともにSI事業が60%〜80%と高い構成比となっています。
ですが、2021年8月期から、DX事業がかなり伸びてきており割合が増加しています。
これは、世間的にDXが話題になってきたこともあって、需要が急激に高まったんだと思います。
これからは、このDX事業のエンジニアを増やして、めちゃくちゃ力を入れていくんじゃないかと思っています。
エンジニアを増やし成長
セラクは、積極的にエンジニアを採用しております。
このエンジニアの数の増加が、売上成長率に大きく寄与しております。
(出典 セラク)
上の資料に書かれているように、エンジニア数と稼働率に売上高が比例しているということです。
これは、新人エンジニアをすぐに育て上げるシステムが整っているとからだと思います。
エンジニアの教育システムがかなり優秀ではないかと推察されます。
あと、個人的に思っているのが、セラクの営業部隊がすごいのではないかと思っています。
ここまで売上を伸ばしているのは、案件をガンガンとってくる営業力があってこそだと思います。
再拡大期へ
まず、セラクの業績を見てください。
(出典 株探 https://kabutan.jp)
売上、利益ともに順調に伸びてきております。
素晴らしいです!
エクセレント!
ですが、2022年8月期の予想では、売上は24.5%増と高い増加率なのですが、利益に関してはちょっと物足りない気がします。
これは、再拡大期に入ったということなので心配なしです。
(出典 セラク)
成長期 → 利益創出期 → 再拡大期へ
2022年からは、先行投資を積極的に行い、事業を再拡大していくとのことです。
人材創出への投資や業務提携・M&Aなどを積極的に行うことで、事業を拡大し売上を伸ばしていきます。
これにより、投資コストが増え利益が鈍化もしくは減少する可能性がありますが、これはさらなる成長への布石なので、全く問題なしですね。
むしろ喜ばしいことです!
いずれは利益創出フェーズへ移行すると思っています。
利益が減って株価が下がるかもしれませんが、逆に投資チャンスがきたと考えることもできますね。
個人的にはそれを狙っています。
ただ、売上の伸びが鈍化してきたら注意が必要かなぁと思っています。
配当について
<1株配当推移>
【配当】 | |
2019/8 | 3.2円 |
2020/8 | 4.6円 |
2021/8 | 5.6円 |
2022/8 | 8.6円 |
配当利回り:0.52%(2022年8月)
配当性向:6.2%(2021年8月)
利益が増加していることもあって、配当も増えていっています。
ただ、前述でも書いたように、再拡大期に入り利益の伸びは鈍化すると思われるので、配当が大幅に増える可能性は低いのかなぁと思います。
成長株なので、配当よりも事業資金にお金を使ってもらって、さらなる成長をしてほしいと思っていますね。
財務について
(出典 株探)
自己資本比率が50%以上あるので、財務面は問題なさそうです。
剰余金も総資産の1/3以上あるので、健全だと思います。
株価チャートについて
5年間の株価チャート(日足)を出しています。
(出典 株探)
2020年のコロナショックから株価が急上昇しましたが、これは世界的に金融緩和を行なった事によるものが大きいので、ボーナス的な上昇ですね。
その後は持ち合い相場で、なかなか株価が上がらないなぁといった印象です。
再拡大期に入ったということで、売上は伸びていくでしょうが、利益の伸びは期待できないので、そこを投資家がどう判断するか?
利益の伸びが鈍化もしくは減少して、株価が大きく下がってきたときが投資チャンスかなぁと個人的には思っています。
テクニカル分析についての記事はこちら↓
株・FXで必須のテクニカル分析(指標)の意味をわかりやすく解説!
まとめ
・エンジニアを増やし成長
→実践的な教育システムでエンジニアを育成
・DX事業を強化
→DXのニーズが高まっており、経営資源をシフト
・再拡大期へ
→成長への投資を拡大
セラクの今後の業績のポイントは、再拡大期に入ったということで、どれだけ売上を伸ばしていけるのかだと思います。
特にDX事業のエンジニアを増やして、成長させようとしていますので、決算を見るときはDX事業の業績の伸びに注目ですね。
今は再拡大期の時期ですが、いずれまた利益創出期に移行すると思いますので、その時は株価がかなり上がるのではないかと期待しています。
利益創出フェーズへ移行する前に、この銘柄に投資して仕込んでおくのも面白いと思いますね。
僕はテンバガー候補の1つとしてめちゃくちゃ期待しています。
これから楽しみな銘柄だと思います。
以上。
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