東証マザーズ
証券コード:4880
今回は、バイオベンチャー企業であるセルソースを紹介します。
かなり将来性がある会社であり、株価の大きな上昇が期待できると思っています。
業績、財務、キャッシュフロー、成長性、収益性など、どの項目を見ても素晴らしいので、ファンダメンタル的には申し分ないですね。
アンビリーバブルです!
今回の記事を参考にして頂けるとうれしいです。
※投資は自己判断、自己責任でお願いします。
セルソースの特徴
【すぐわかるセルソースの特徴】
・売上、利益ともに右肩上がり
・めちゃくちゃ収益性が高い
・研究開発費が低い
・競合がほとんどいない
・財務基盤が強固
どの特徴もすばらしいです。
セルソースの概要
セルソースは、再生医療関連事業を展開している企業です。
<事業内容>
①再生医療関連事業
・脂肪・血液由来の組織・細胞の加工受託サービス
・コンサルティングサービス(法律対応、経営管理)
・医療機器販売
②コンシューマー事業
・化粧品及び美顔器を一般消費者に販売
主力は何と言っても、脂肪・血液由来の組織・細胞の加工受託サービスです。
この事業が、かなり成長をしていますし、利益率も良いです。
<脂肪由来幹細胞加工受託件数の推移>
(出典 セルソース)
脂肪由来幹細胞加工受託件数は右肩上がりに増えていて、前年と比較しても大きく件数を増やしているのがわかると思います。
<血液由来加工受託件数の推移>
(出典 セルソース)
血液由来加工受託件数の方も、かなり大きく件数が増加しており、特に2021年の伸びはすごいですね。
加工受託サービス全体の売上としては、前年比(2020年10月期)で77%増と大きく伸びております。
そして、加工受託サービスの需要増に合わせて、提携する医療機関もかなりの勢いで増えております。
(出典 セルソース)
今後も提携していく医療機関は増えていくと思います。
業績について
(出典 株探 https://kabutan.jp)
売上、利益ともに右肩上がりであり、まさに成長中といった感じです。
特に、2022年10月期の決算はすばらしくて、めちゃくちゃすごい伸びをしております。
加工受託サービスが好調でした。
ですが、2023年10月期の業績予想ですが、少し物足りない数字が出ました。
成長が鈍化しているのではないかとの思惑で株価はめちゃくちゃ下がりました。
ただ、この会社の業績予想は保守的に出す傾向がありますので、この先、上方修正を出す可能性が高いと思っています。
収益性が高い
セルソースは、めちゃくちゃ稼ぐ力があります。
(出典 株探)
利益率は驚異の30%を超えております。
そしてROEは27%、ROAは22%で、収益性はかなり高いです。
アンビリーバボーな数字ですよ!これは!
ROEは10%以上、ROAは5%以上あれば優秀とされておりますので、セルソースはこの数字を大幅に超えております。
ROE・ROAとは?
✴️ ROEとは、自己資本利益率の意味であり、株主から集めた資金を使ってどれだけ効率的に稼ぎましたかという指標になります
ROE(%)=当期純利益 ÷ 自己資本 × 100
✴️ ROAとは、総資産利益率といい、総資産からどれだけ利益を生み出したかを示す指標です。
ROA(%)=当期純利益 ÷ 総資産 × 100
セルソースがなぜこんなにも収益性が高いのか?
それは、加工受託サービスの分野では競合がいないということと、研究開発費などのコストが低いことが挙げられます。
研究開発費に関しては、2020年10月期ではたったの1,000万円しか計上しておりません。
この低いコストで、利益規模が拡大していってるのは本当にすごいです。
財務について
(出典 株探)
自己資本比率が80%もありますので、全く問題なしですね。
剰余金も総資産の1/3以上ありますので、申し分ないです。
強固な財務基盤を築いていると思います。
言う事ナッシングです(笑)
業績の見方についての記事はこちら↓
株探を使って業績を分析する方法(成長株編)簡単にサクっと分析!
株価チャートについて
上場してからの株価チャート(日足)を出しています。
(出典 株探)
上場してからの株価はキレイな右肩上がりですね。
セクシーな上昇トレンドのチャートです(笑)
ですが、2022年10月期の業績予想が物足りないとのことで、株価はめちゃくちゃ下がりました。
オーマイゴット!
前述にも書きましたが、ここは保守的な業績予想を出す傾向がありますので、この先、上方修正を出す可能性があります。
そうなってくると、株価も回復してくると思っております。
株価の急落は逆に投資チャンスだと思っています。
まだまだ成長する企業だと思いますね。
めちゃくちゃ期待をしています!
以上。