東証1部
証券コード:3962
今回は、今後も注目されるDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進事業を行なっているチェンジを紹介します。
DXは今から急拡大する市場と言われており、その推進事業を行なっているチェンジはぜひとも抑えておきたい銘柄ですね。
長期にわたって成長する企業だと思っています。
※投資は自己判断、自己責任でお願いします。
チェンジの概要
まず、DX(デジタルトランスフォーメーション)とは?
DXとは、進化したIT技術を浸透させることで、人々の生活をより良いものへと変革させるという概念のことです。
ビジネスシーンにおいての定義は、「デジタル技術とデジタルビジネスモデルを用いて組織を変化させ、業績を改善すること」です。
【チェンジの3つ事業】
①DX推進事業
→アプリ提供、システム開発、コンサル、人材教育
②投資事業
→ベンチャー企業への投資
③パブリテック事業
→ふるさと納税に関する地方自治体向けテクノロジーサービス
ここで注目するべき事業は③のパブリテック事業です。
(出典 チェンジ)
セグメント別の業績を見ると、パブリテック事業が売上、利益共に高い割合を占めています。
売上に対する利益も凄まじくて、かなり高い利益率となっています。
今後も、ふるさと納税関連はもちろん、それ以外の自治体業務をDX推進で支援していくと思います。
中期計画について
(出典 チェンジ)
2022年から2024年までの中期計画(DJ2)を発表しています。
かなり強気な計画が出ています。
2024年には、売上高500億円、営業利益160億円を目標としています。
(2020年の売上は157億円、営業利益が50億円)
アンビリーバブル!
これを見たときに、正直大丈夫かなぁと思いましたが、前回の中期計画(DJ1)でも、かなり強気な計画を出していたんですが、結果的には計画を上振れる数字で着地しています。
DJ1の実績があるんで、DJ2も期待してしまいますね。
業績について
(出典 株探 https://kabutan.jp)
売上、利益ともに右肩上がりで素晴らしい業績です。
2023年9月期の業績予想を出していますが、過去最高を更新する予想ですね。
チェンジの会社予想は、いつも保守的な数字を出してくるんで、途中で上方修正が出る可能性があります。
期待しましょう。
そしてチェンジの業績で注目なのが、高い収益性です。
(出典 株探)
営業利益率が30%を超えております。
これは驚異的な利益率です!
ROE、ROAもかなり高くなっております。
一般的に、ROEは10%以上、ROAは5%以上あれば優秀とされているので、チェンジはその数字を大幅に超えています。
パブリテック事業が凄まじく利益率が良いので、全体としても収益性が高くなっています。
業績の見方についての記事はこちら↓
株探を使って業績を分析する方法(成長株編)簡単にサクっと分析!
財務について
(出典 株探)
自己資本比率が78%もあるんで、全く問題ないですね。
剰余金も積み上がっていますし、健全な財務基盤だと思います。
異常なし!
株主優待について
チェンジは配当は出していないのですが、株主優待はあります。
優待回数:1回/年
権利確定月:9月
<優待内容>
「プレミアム優待倶楽部」の優待ポイントがもらえる
800株 | 1,500円相当(1500ポイント) |
1600株 | 3,000円相当(3000ポイント) |
2400株 | 8,000円相当(8000ポイント) |
3200株 | 15,000円相当(15000ポイント) |
4000株 | 30,000円相当(30000ポイント) |
※ポイント数に応じて、食品、電化製品、ギフト、旅行などと交換
800株以上からなんで、かなりハードルが高いですね。
800株保有で1,500円相当の優待なんで、まぁ優待目当てで株を買う人はいないでしょう(笑)
株価チャートについて
5年間の株価チャート(日足)を出しています。
(出典 株探)
2020年のコロナショックから株価が急上昇し、一時は6,390円の高値をつけましたが、そこから下落に転じました。
金融緩和で金利が低下したことで、株価の急上昇がおきましたが、逆にアメリカの金利上昇の影響により、株価は下落トレンドへ。
今をときめくDX関連銘柄なので、いずれは反転すると思っています。
中期計画以上の業績を出してくれば、大きな株価の上昇が期待できると思っています。
前回の中期計画も結果的に上振れた実績があるんで、今回も期待しましょう!
以上。