東証グロース
証券コード:4268
今回は2022年2月にIPO(新規上場)したエッジテクノロジーを紹介します。
AIコンサルがメインの事業ということで、時代のニーズに合った事業を展開している会社と言えます。
将来性があり、テンバガーも期待できる銘柄だと思っています。
ただ、競合が多い分野ですので、急な業績悪化も考えられます。
リスクが高い銘柄なので、ガッツリ投資はオススメしないですね。
※投資は自己判断、自己責任でお願いします。
エッジテクノロジーの概要
エッジテクノロジーはAIソリューションサービスを展開している会社です。
AIを使って企業の課題を解決していくAIコンサルが主な事業となっております。
<事業内容>
【AIソリューションサービス】
→データ分析・アルゴリズム開発・PoC等、顧客企業のデータ利活用プロジェクトを支援するサービス
【AI教育サービス】
→個人向けにAI実装の知識・ノウハウを習得し、仕事に繋げることを目的とした教育講座の運営
【AIプロダクトサービス】
→問い合わせフォームに自動で営業文言を送信する「GeAlne(ジーン)」を自社開発して販売
エッジテクノロジーのメインの事業であるAIソリューションサービスは、AIを使ったコンサルタント事業と言っていいと思います。
<売上構成>
(出典 エッジテクノロジー)
AIソリューションが全体の売上の84%を占めております。
エッジテクノロジーの特徴
<3つのサービスがシナジーを創出>
(出典 エッジテクノロジー)
上図のように3つのサービスが相互にシナジーを創出している仕組みになっております。
<フリーランスを活用したビジネスモデル>
エッジテクノロジーのビジネスモデルで特徴的なのが、フリーランスを活用しているという点です。
フリーランスを活用することで、多種多様な顧客ニーズに対応することができます。
(出典 エッジテクノロジー)
社員とフリーランスがチームを編成してサービスを提供していくという、非常に珍しい会社ですね。
実務経験豊富なフリーランスを活用したこのビジネスモデルは、競合他社との差別化を図ることができ、同社の強みとなっております。
<顧客は大企業中心>
エッジテクノロジーの顧客は、資金的に余裕のある大企業が中心ですね。
下記の企業との取引実績があります。
(出典 エッジテクノロジー)
業績について
(出典 株探 https://kabutan.jp)
2020年と2021年は、コロナの影響を受けて業績はイマイチでした。
しかしながら、2022年4月期はかなり良い業績予想が出ております。
AI教育サービスはコロナの影響を引きずっておりますが、主力のAIソリューションの業績は好調のようです。
新規開拓に加え、既存顧客の継続取引も拡大している状況です。(四季報情報)
利益が4倍も伸びているのはすごいです。
今のところ、フリーランスを活用したビジネスモデルは成功しているように思います。
財務について
(出典 株探)
上場により調達した資金で借入金返済を行ったことで、自己資本比率が上がっております。
ですが、まだまだ40%以下ですので財務には不安があります。
これからも人材採用等の資金は必要になりますので、今後、増資する可能性はあると思います。
投資家としては増資は注意したいことではありますが、その増資が今後の成長のためであれば全く問題ないと思ってます。
株価チャートについて
(出典 株探)
エッジテクノロジーが上場したときは、アメリカの利上げ局面ということもありマザーズ市場が大きく下落している段階でした。
なので、AI関連銘柄としては株価は低い水準からスタートしております。
その後は、マザーズ指数の回復と共に上昇しております。
基本的には、指数と連動した動きになると思っています。
テクニカル分析についての記事はこちら↓
株・FXで必須のテクニカル分析(指標)の意味をわかりやすく解説!
まとめ
【エッジテクノロジー分析のまとめ】
・AIソリューションが好調
→新規開拓に加え既存顧客の継続取引の拡大
・フリーランスを活用するという競合他社とは違うビジネスモデル
→様々な顧客ニーズに対応できる
・顧客は大企業中心
・財務面は不安であるが良好に向かっている
→自己資本比率が約40%
既存顧客の継続取引が拡大しているということは、質の高いサービスが提供されていて顧客からの評価も高いのではないかと思います。
なので、今後もAIソリューションが牽引していく形で、短期的には好調が続くと思っています。
業績の推移に注目しましょう。
以上。
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