銘柄分析

将来性のある電源開発(Jパワー)の株価を分析!再生可能エネルギー銘柄であり高配当です

今回紹介するのは電源開発(株)です。愛称は『Jパワー』!

コード [9513]

脱炭素社会の動きが強まり再生可能エネルギー銘柄に注目が集まっています。これは、国を上げての事業になりますので、国策事業と言ってもいいと思います。

そこで、再生可能エネルギーに力を入れている企業であるJパワーを分析していきたいと思います。

爆上げが期待できるので是非、銘柄選定の参考にしてみて下さい。

※投資は自己判断、自己責任でお願いします。

再生可能エネルギー銘柄は爆上げが期待できる

Jパワーを分析する前にレノバという企業を紹介したいと思います。
レノバは、Jパワーと企業規模は違いますが、ほぼ同じ事業を展開しており再生可能エネルギーに力を入れています。
そのレノバの株価チャートを見て下さい。

(出典 株探 https://kabutan.jp/

2020年10月あたりから株価が爆上げしています。5倍近く上がっています。
レノバの業績が急激に伸びたというわけではなくて、再生可能エネルギー事業への期待感だけで株価が上がりました。
なので、業績が必ずしも株価に反映されるわけではないのです。
やはり国策事業は強いということがわかります。国策事業が強いのは、大量のお金が投入されるという以外に後戻り出来ないということです。政府が「この政策は失敗したので、はい、やめます」とはならないですからね。

このレノバと同じ再生可能エネルギー事業に力を入れているJパワーも爆上げが期待できると思っています

Jパワーの概要と業績

電源開発(株)愛称『Jパワー』は戦後の電力不足を解消するために国によって設立されましたが、2004年に完全民営化されました。
発電所で電気をつくり、各地域の電力会社や日本卸電力取引所、新電力などに販売しています。販売した電気は、電力会社などを通じて家庭や工場で使われています。
そして現在は、脱炭素社会の実現に向けて、水力発電や風力発電に力を入れています。

水力発電は業界2位

風力発電も業界2位

(出典 Jパワー)

Jパワーは上の図でわかるように、水力発電、風力発電の発電出力で国内第2位であり、もうすでに大手であるということです。ここからさらに水力・風力・バイオマスなどの再生可能エネルギー電源の新設や設備更新を行っていくことは確実です。

<業績>


(出典 株探)

業績については非常に安定しています。2021年3月の予想は、売上、営業利益は若干落ち込みますが、コロナの影響があってのこの決算予想は優秀で、今のところは全く問題ないと思います。

業績の見方についての記事はこちら↓
株探を使って業績を分析する方法(成長株編)簡単にサクっと分析!

配当について

[配当]
2019/3 75円
2020/3 75円
2021/3 75円
2022/3 75円

配当利回り:4.47%(2022年3月)

配当性向:61.6%(2021年3月)

配当利回りが4.47%で、4%を超えているのでなかなかの高配当だと思います。

配当性向も60%を超えており、株主還元を強く意識していると思います。

チャート分析

<Jパワーの15年間チャート>

(出典 TradingView)

かなり大きく上昇と下降を繰り返しています。2015年から長い間下降が続いている状況で、なかなか株を買いづらい状況です。なので、緑の下降ラインを上抜けするまで待った方がいいかも知れません。せめて1,870円のラインは完全に超えないと買うのはやめた方がいいと思います。まだ下がる可能性はあります。
下降ラインを抜ければ、2,300円あたりが次の目標で、これも超えていけば大きな上昇が期待できると思います。

今は買いづらいですが、レノバの例でもあるように、ここから跳ね上がる可能性は十分あると思います。
業績も良い上に国策事業銘柄なので、今後の業績や株価に注目してみて下さい!

以上。