今回は上昇トレンドの押し目買いの基本と注意点について書いていきます。
上昇トレンドでの買い方なので比較的リスクが低く、株初心者にはオススメの買い方だと思うので紹介したいと思います。
是非、参考にしてみて下さい!
※投資は自己判断、自己責任でお願いします。
押し目買いとは
上昇トレンドのなか下落している状況を「押し目」と言います。
押し目買いは上昇トレンドが大前提で、下降トレンドだとさらに下落する可能性が高いので、必ず上昇トレンドだとしっかり確認したところで買うようにして下さい。
押し目買いの手順
①上昇トレンドを確認する
②移動平均線を目処に押し目買いをする
①上昇トレンドを確認する
上昇トレンドかどうかの確認は移動平均線の向きで確認します。
まず、25日移動平均線が上向きになり、続いて75日移動平均線が上向きに変わったら基本的に上昇トレンドが始まったと言えます。
1本だけが上向きだと、まだ上昇か横ばいか下落かわからない状態なので、2本の移動平均線が上向いたところで判断します。
②移動平均線を目処に押し目買い
上の図でわかる通り25日移動平均線が目処になっていることがわかります。
移動平均線にタッチもしくは近づいてくると反発しています。
このように移動平均線を目処に買いの判断をしていきます。
<実際のチャートで検証>
J-TOWER[4485]
(出典 株探 https://kabutan.jp)
J-TOWERのチャートを出してます。移動平均線にタッチしては反発をし、それを繰り返しながら上昇しているのがわかります。
この株価がどこまで上昇するかはわかりませんが、必ず上昇トレンドの終わりは来ます。
次に上昇トレンド転換のサインについてお話します。
上昇トレンドの崩れに注意
上昇トレンドも必ず終わりが来ますので、そのトレンドの崩れに注意が必要です。
①移動平均線を割り込んだ時
今まで移動平均線に支えられきた株価が下落し割り込んだ場合、上昇トレンドが崩れた可能性があるので、売りのタイミングとも言えます。
ただ、割り込んだだけでは、まだ上昇か下落か横ばいかどうかわからないので、売りの判断が難しいのが正直なところです。いずれにしても、上昇トレンドの崩れを疑うことが重要です。
②直近の安値を割り込んだ時
上の図のように直近の安値を割り込んだ時も上昇トレンドの崩れを疑った方がいいです。
割り込んだ後は横ばいか下落の可能性が高いのでこれも注意が必要です。
③2本の移動平均線が下向きになった時
1本の移動平均線が下向きだと、まだ上昇か下落かわかりませんが、2本の移動平均線が下向きになった時は下降トレンドに転換した可能性が非常に高いです。余程の好材料がなければ売りの判断でいいと思います。
まとめ
<押し目買いの手順>
①上昇トレンドを確認する
②移動平均線を目処に押し目買いをする
<上昇トレンドの崩れを疑う>
①移動平均線を割り込んだ時
②直近の安値を割り込んだ時
③2本の移動平均線が下向きになった時
以上。