銘柄分析

BASEの株価を予想!今後の将来性は?株価下落でやばいのか?

東証マザーズ
証券コード:4477

今回はネットショップ開設サービスを提供するBASE(株)を紹介します。

CMなどの広告宣伝を強化して、かなり認知度が向上し売上も上がっている状況です。
(香取慎吾さんのCMが話題になりました)

個人的には将来性があると思っていて、テンバガー候補にしております。

今回の記事を参考にして頂ければうれしいです。

※投資は自己判断、自己責任でお願いします。

BASEの概要

BASEは、個人や小規模事業者に対してネットショップ開設サービスを提供している会社です。

コロナによる巣ごもり特需により急成長しました。

<事業内容>

BASE事業
→ECプラットフォーム

PAY事業
→オンライン決済サービス

BASE事業(ネットショップ開設サービス)が売上の83%を占めています。

<BASEの特徴>

・ネットショップの開設・維持費が無料

・個人や小規模事業者向けに特化
→メインターゲットは主婦

・コロナによる巣ごもり需要で急成長

・CMなどの広告宣伝を強化し認知度が拡大

BASEはネットショップ開設・維持費が無料なので、リスクなくオンラインショップを始められます。

月10万〜20万円を稼ぎたいと思っている個人に人気なサイトであり、特に主婦がメインターゲットですね。

主婦やサラリーマンでも個人で稼ぐ時代がきましたね。

【BASEの収益源】

・売買時の取引手数料3%

・決済時の決済手数料3.6%+40円

ネットショップ開設・維持費を無料にして、上記の手数料で稼ぐというビジネスモデルになります。

テレビCMで認知度が拡大

元SMAPの香取慎吾さんをCMに起用して話題になりました。

その結果、かなり認知度は向上しBASEを利用する人が増えました。


(出典 BASE)

新規ショップ数は増え、累計ショップ数は170万ショップを突破しました。

ネットショップ開設実績4年連続No.1です!

今後も広告宣伝を強化

とにかく今は、BASEの利用者数を増やして、売上を伸ばしていく戦略をとっています。

なので利益は度外視です。

ECプラットフォーム事業は、これからが伸びていく市場ということで競合他社との熾烈なシェア争いが行われています。
今、盤石な顧客基盤を作っておかないと、将来的に厳しい状況になります。
「個人がネットショップを開設するならBASEの一択」の状況を作る必要があるということです。

なので、今後も積極的に広告宣伝費をかけて、ガンガン利用者数を増やしていくと思います。


(出典 BASE)

今後3年間(2022年〜2024年)で最大250億円規模の先行投資をする予定です。

販管費が増加し短期的には赤字幅が拡大しますが、2025年からは黒字化を目指すとしています。

業績について


(出典 株探 https://kabutan.jp

2020年12月期は、コロナによる巣ごもり特需によりめちゃくちゃ売上が伸びています。
なおかつ、利益に関しても黒字化しております。

これはBASEにとっては想定外だったでしょう。

しかし2021年12月期は大幅な赤字になっております。
これは、CMなどの広告宣伝を強化し大幅に販管費が増大したからですね。

普通の分析では、売上の伸びも鈍化し利益も赤字転落で、「ダメだこりゃ」ってなるところです。

ですが個人的には、「素晴らしい!」と思いました。

2020年の巣ごもり特需で急伸した売上を、2021年は超えてきたのです。
巣ごもり需要がおさまっていく中で、売上が落ち込むのではと思っていましたので、2020年12月期の売上を超えてきたのはすごいと思いました。

大幅な赤字に関しては、先行投資を継続しているので計画通りです。

2024年12月期の黒字化に向けて、順調に成長していると思います。

財務について


(出典 株探)

自己資本比率が43%と若干の不安がありますが、一般的に自己資本比率は40%以上あれば良いとされていますので、ギリセーフです。

長期的に赤字が続いてしまうと、財務的にも厳しい状況になると思っています。

株価チャートについて

3年間の株価チャート(日足)を出しています。


(出典 株探)

2020年は、金融緩和による金利低下を追い風に株価は急上昇しました。

ですが、アメリカが利上げ局面に入ったことで、グロース株であるBASEの株価は下落し続けています。
やはり金利上昇はグロース株にとっては厳しい状況になりますね。

あと、赤字転落も下落要因ですね。

個人的には将来性があると思っていますので、株価急落はチャンスと思っています。

目標通りに2024年12月期に黒字化すれば、株価は上がると思っています。

テクニカル分析についての記事はこちら↓
株・FXで必須のテクニカル分析(指標)の意味をわかりやすく解説!

まとめ

【今後のポイント】

・アフターコロナでもネットショップ開設数を増やしていけるか

・2024年12月期に黒字化を達成できるか

BASEの今後のポイントはシンプルに上記の2点だと思います。

とにもかくにも、ネットショップ開設数を増やして売上を伸ばしていけるかが勝負!

利益に関しては、2023年12月期までは大幅な赤字であってもそこまで気にしなくていいと思っています。
赤字は今後の急成長への布石ですからね。

長期的なポイントとしては、個人向けネットショップ開設サービスで独占的なシェアを獲得できるかどうかです。

大手が個人向けに参入してきたとしても、それを跳ね除けるだけの確固たる地位を築いていることが大事になってきます。

なので今、大幅な赤字になったとしても、将来のことを考えて広告宣伝を強化する必要があるわけです。

まさに勝負どころです!

売上が伸びていて順調に成長していますので、今後が楽しみな会社だと思っています。

以上。

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