銘柄分析

ユーザーローカルの株価を予想!今後の将来性は?株価下落でやばいのか?

東証1部
証券コード:3984

今回はAI関連銘柄のユーザーローカルを紹介します。

成長性、収益性、財務面のどれをとっても「良し」なのでかなり優良な成長株だと思っています。

今後においても、「ビッグデータ×AI」によりさらに成長する可能性が高いです。

成長株投資をしている方にとっては、是非ともおさえておきたい銘柄ですね。

※投資は自己判断、自己責任でお願いします。

ユーザーローカルの概要

ユーザーローカルは、ビッグデータの各種解析や人口知能(AI)を使った業務支援ツールを開発・提供をしている会社です。

官公庁や様々な大手企業がユーザーローカルのサービスを導入しています。


(出典 ユーザーローカル)

<事業内容>

【User Insight事業】
→WEBサイト解析・・・PCやスマホサイトの使いやすさを改善するアクセス解析ツール

【Social Insight事業】
→SNS分析・・・SNSデータを分析するソーシャル解析ツール

【Suport Chatbot事業】
→チャットボット・・・顧客サポート業務を自動化するAIチャットボットツール

User Insight事業とSocial Insight事業の2つは、ビッグデータ技術によるマーケティング支援をする事業です。

Suport Chatbot事業は、顧客サポート業務をAIで自動化するサービスです。

個人的には、Suport Chatbot事業が今後は伸びてくると思っています。

Suport Chatbotとは?


(出典 ユーザーローカル)

ビッグデータによる会話ログデータやAIの学習機能を利用して、顧客からの問い合わせを自動でチャット対応してくれるツールになります。

顧客の問い合わせをAIに任せちゃおうってことです。

これにより、顧客からの問い合わせ件数をめちゃくちゃ減らせます。

日本の人口はこれから減っていきますので、こういったAIツールがどんどん誕生し活躍していくと思います。

業績について


(出典 株探 https://kabutan.jp

売上、利益ともに順調に推移していると思います。

業績の伸びに派手さはないものの、着実に売上を伸ばしているすばらしい会社です。

エクセレント!

そして、ユーザーローカルはめちゃくちゃ収益性が高い会社です。

驚異的な収益性


(出典 株探)

営業利益率が38%

ROEが14%、ROAが12%でめちゃくちゃ収益性が高いです。

一般的にROEは10%以上、ROAは5%以上あれば優秀とされていますので、ユーザーローカルはこの数値を大幅に超えております。

ユーザーローカルの収益性が高いのは、どのサービスも月額課金制だからですね。

今後も安定的に稼いでいくのではないかと思っています。

ROE・ROAとは?

✴️ ROEとは、自己資本利益率の意味であり、株主から集めた資金を使ってどれだけ効率的に稼ぎましたかという指標になります
ROE(%)=当期純利益 ÷ 自己資本 × 100

✴️ ROAとは、総資産利益率といい、総資産からどれだけ利益を生み出したかを示す指標です。
ROA(%)=当期純利益 ÷ 総資産 × 100

財務について


(出典 株探)

自己資本比率が90%近くあるので全く問題ないです。

90%はめっちゃくちゃすごいですよ。

剰余金もしっかりありますし、資金的にも余裕がありそうですね。

やはり収益性が高いと強固な財務基盤を築けます。

財務面は全く問題ナッシングです(笑)

株価チャートについて

上場してからの株価チャート(日足)を出しています。


(出典 株探)

成長株にしては、全然株価が上がっていないと思います。

長期にわたって横ばいという感じです。

AI関連銘柄ですし、業績も安定しているので、もっと株価が上がってもいい気がしますが・・・。

株価2,500円を超えていけるのかに注目です。

テクニカル分析についての記事はこちら↓
株・FXで必須のテクニカル分析(指標)の意味をわかりやすく解説!

今後の課題

<今後の課題>

・競合が多いサービスを展開しているので、「サービスの独自性」が重要になってくる

・AI関連の新しいサービスを展開していけるのか

今後の課題は上記の2点かなぁと思います。

既存のサービスであるWEBサイトの解析、SNS分析、チャットボットは、めちゃくちゃ競合がいます。

なので、この分野で成長していこうと思ったら、技術やサービスの独自性が必要不可欠になってくると思っています。

「ユーザーローカルのサービスじゃなきゃダメだ」と思われないと、これからは厳しいということですね。

それと同時に、AIを使った新しいサービスを開発し提供していくことも重要になってきます。

現在もさまざまなAIサービスの新規開発に取り組んでおりますが、これらが花開くかどうか?

【AIサービスの新規開発】
「カンニング抑止AI」、「音声感情認識AI」、「音声議事録システム」、「個人情報匿名加工AI」など

個人的にはかなり期待しております。

以上。

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