株知識

おすすめの証券会社『GMOクリック証券』!メリットとデメリットを徹底解説

GMOクリック証券の口座開設の4つのメリットと4つのデメリットを徹底解説します。

「GMOクリック証券の口座開設のメリットとデメリットには何がある?」

「GMOクリック証券の手数料はどれぐらいかかる?」

「株式の投資をこれから始めてみたい」

GMOクリック証券は手数料が安い、100円から投資できる、キャッシュバックサービスがあるなどメリットがたくさんあります。GMOクリック証券はツールの使いやすさにも定評があり、初心者の方にもおすすめです。しかしながら、、証券会社選びに関しては、株式投資の成功と失敗を分ける要素の一つなので、選ぶ際には注意が必要です。

ここでは、GMOクリック証券で口座開設をしようか迷っている方のために、メリットだけでなく、デメリットや手数料などについてもご紹介します。

GMOクリック証券の4つのメリット

GMOクリック証券の4つのメリットについて解説します。

手数料が安い

GMOクリック証券の手数料は、「業界最安値水準」です。GMOクリック証券は、ネット証券の2大メジャーであるSBI証券や楽天証券より、手数料が安いので、手数料を重視するユーザーにとっては破格の候補になります。

GMOグループの株式の保有者はキャッシュバックが受け取れる

GMOグループ各社の株式をお持ちの方は、株主優待として売買手数料が一定額キャッシュバックされます。

詳しい優待内容はこちら↓
https://www.click-sec.com/corp/guide/kabu/stockholder/gmogroup.html

VIPプランを利用すれば、信用取引は完全無料になる

大口顧客に適用される「VIPプラン」では、信用取引手数料が一律0円で、対象になるには、次ののいずれかの条件を満たす必要があります。

毎つき判定

  • 判定期間の信用建玉残高の平均が3,000万円以上である
  • 判定日(毎月20日)の大引け時点の信用建玉残高の平均が3億円以上である
  • 判定期間の貸株残高の平均が3,000万円以上である
  • 判定期間の投信残高の平均が3,000万円以上である

毎にち判定

  • 判定日の新規建約定代金合計が3,000万円以上である
  • 判定日の大引け時点の信用建玉残高の平均が3,000万円以上である

「GMOあおぞらネット銀行」の金利がアップする

GMOあおぞらネット銀行とGMOクリック証券の両口座を保有・連携することで、GMOあおぞらネット銀行の円普通預金が「0.11%(税引後:年0.0876%)」になります。

GMOクリック証券のデメリット

GMOクリック証券の4つのデメリットについて解説します。

単元未満株の購入はできない

単元未満株とは何?

単元未満株とは、銘柄ごとに決められている最低売買単位である1単位(100株)の株数に満たない株式のことです。投資資金が少ない方には便利ですが、残念ながらGMOクリック証券では単元未満株の購入はできません。GMOクリック証券では、単元未満株式の売却と単元未満株式の買取請求のみ可能です。

単元未満株が買えるオススメの証券会社についての記事を書いていますのでよかったら参考にして下さい↓
初心者におすすめのSBIネオモバイル証券!

外国株式の取り扱いがない

米国、中国、オセアニアなどの外国企業に、成長を期待して投資したい方もいらっしゃるでしょう。ところが、GMOクリック証券で取引できる銘柄は国内のみで、外国株の取り扱いはありません。

投資信託の本数が少ない

GMOクリック証券で取り扱っている投資信託は、全部で「128本」と他社に比べて少なく、一方で、SBI証券や楽天証券では2,600本以上の投資信託を扱っています。また、iDeCoにも対応していないため、iDeCo口座で投資信託を購入することはできません。

IPOの取り扱いは少ない

GMOクリック証券もIPOの実績がありますが、2020年は1件のみ、2019年は0件と、毎年件数は少ないです。

GMOクリック証券の手数料について

GMOクリック証券は、株式売買の手数料が安いのが特徴です。

取引手数料がかかるのはどんなとき?

取引手数料は、株式を売買する際に発生します。例えば、A社の株を20万円で買った場合、実際に支払うのは、20万円に各証券会社の手数料が加算された金額です。

GMOクリック証券では、次の2種類の取引手数料を用意しています。

  • 1日定額プラン:1日の約定代金の合計額によって手数料が決まります。
  • 1約定ごとプラン:1約定ごとの手数料。1約定ごとの価格によって手数料が決まります。

プランの内容がよくわからないという人のために、次は、ネット証券で有名なSBI証券・楽天証券と各プランを比較してみました。

<1日定額制プラン>

約定代金 GMOクリック証券 楽天証券 (※いちにち定額コース) SBI証券 (※アクティブプラン)
〜100万円 0円 0円 0円
〜200万円 1,238円 2,200円 1,238円
〜300万円 1,691円 3,300円 1,691円
300万円以上
(以降は、100万円毎の加算金額)
295円 1,100円 295円

約定代金とは、注文が成立した時点の金額です。表から、すべての金額でGMOクリック証券の手数料が最安値であることがわかります。

また、GMOクリック証券は現物取引、信用取引ともに1日100万円まで手数料が無料です。

現物・制度信用・一般信用ともに100万円まで0円なので、最大300万円分の約定まで0円で取引できることになります。

<1約定ごとプラン>

約定代金 GMOクリック証券 楽天証券 (※超割コース) SBI証券 (※スタンダードプラン)
〜5万円 50円 55円 55円
〜10万円 90円 99円 99円
〜20万円 100円 115円 115円
〜50万円 260円 275円 275円
〜100万円 460円 535円 535円
〜150万円 550円 640円 640円
〜3,000万円 880円 1,013円 1,013円
3,000万円以上 930円 1,070円 1,070円

1約定ごとのプランでも、GMOクリック証券の手数料は、最安値クラスです。GMOクリック証券は、手数料を安く抑えたい方におすすめです。



GMOクリック証券で取引を始めるには?

GMOクリック証券では、次の「3ステップ」で取引を開始することができます。

  1. 口座開設の申し込み
  2. 口座開設の通知
  3. 入金を行い、取引を開始する

取引開始までの流れを事前に把握しておくことで、スムーズに取引を進めることができます。それでは、取引開始までの流れを見ていきましょう。

口座開設の申し込み

まず、GMOクリック証券のホームページから口座開設の申し込みをします。「証券取引口座」と「FX専用取引口座」のいずれかを選択します。

口座開設フォームに、氏名や住所などの必要事項を記入し、運転免許証やマイナンバー確認書類などの必要書類を提出します。

スマートフォンで撮影するだけで本人確認ができる「スマートフォンによるスピード本人確認」に対応しているので、スピーディーに手続きを進めることができます。口座開設や取引を最短で行いたい方は、「スマホでスピード本人確認」をお選びください。申し込み完了後、審査が行われます。

口座開設の通知

審査に問題がなければ、口座開設のお知らせが届きます。口座開設通知は、「スマートフォンによるスピード本人確認」を選択した場合はメールで、「アップロード」または「郵送」を選択した場合は郵送で届きます。

口座開設通知書には、ユーザーID、ログインパスワードが記載されていますので、マイページにログインしてください。

入金を行い、取引を開始する

口座開設後、投資資金を入金してください。GMOクリック証券では、次の入金方法があります。

  • インターネットバンキングでの入金
  • 金融機関の窓口で入金
  • ATMからの入金
  • 証券コネクト口座からの入金
  • 銀行振込での入金

インターネットバンキングからの即時入金サービスは、リアルタイムで入金できるので、お急ぎの場合でも安心です。投資資金を入金後、取引を開始することができます。

GMOクリック証券に関する5つのよくある質問

GMOクリック証券の特徴を教えてください。

手数料は業界最安値水準です。GMOクリック証券では、パソコン用の株式取引ツールを3種類、スマートフォン用のツールを2種類(iPhone、Android)用意しており、外出先でも取引が可能です。

GMOクリック証券の手数料は?

他社と比較すると、手数料は全体的に安い傾向にあります。GMOクリック証券の手数料は、現物取引では1約定ごとのプランで20万円を超える場合、定額プランでは約定代金100万円を超える場合に最も安くなります。信用取引では、定額プランの約定代金100万円未満を除き、GMOクリック証券の手数料が最も安くなります。

GMOクリック証券のメリットは何ですか?

GMOクリック証券は、

  • 大口取引の手数料が安い
  • GMOあおぞらネット銀行の金利が高い
  • 残高3000万円以上の大口顧客向けVIPプランで、信用取引手数料が一律0円である
  • GMOグループの株を保有しているとキャッシュバックがある

などのメリットがあります。また、GMOグループの株式をお持ちの方は、キャッシュバックを受けることができます。

GMOクリック証券のデメリットは?

GMOクリック証券は、

  • 他社に比べて投信の取り扱いが少ない
  • 外国株の取り扱いがない
  • 100株未満の単元株取引ができない
  • iDeCoに対応していないので、iDeCo口座で投信積立ができない
  • 毎年IPOの取り扱いが1桁しかなく、IPOがゼロの年もある

などの特徴があります。IPOの取り扱いは毎年一桁台で、IPOがゼロの年もあります。

GMOクリック証券はどのような人におすすめですか?

GMOクリック証券は、比較的大きな取引をする方、GMOグループ株を保有している方、GMOあおぞらネット銀行に口座を持っている方におすすめです。

まとめ

GMOクリック証券は、取引手数料が業界最安値で、グループ株を保有すると購入手数料がキャッシュバックされる、低コストなネット証券です。そのため、投資で利益を得るだけでなく、無駄な出費を抑えられるというメリットもあります。

ツールやアプリも使いやすく、国内株式、投資信託、FXなど多様な商品を取り扱っています。初心者はもちろん、上級者にもおすすめのネット証券ですので、ぜひ口座開設をしてみましょう。

以上。

<GMOクリック証券に興味がある方はこちらから↓>
≪GMOクリック証券≫取引に必要なマーケット情報が充実!企業分析ツールや投資情報が無料!