銘柄分析

ウインテスト(株)の株価を分析してみた。半導体検査装置が主力です。

今回、紹介するのはウインテスト(株)です。

[コード]  6721

[事業内容] 半導体(イメージセンサー)、液晶向け検査装置が主力

長年、赤字が続いていましたが、16期ぶりに営業黒字の可能性が出てきたので、今回取り上げてみました。

※投資は自己判断、自己責任でお願いします。

業績


(出典 株探 https://kabutan.jp/

2020年から本決算が12月に変わるようです。なので、2020年12月は5ヶ月間の決算ですね。

2020年12月期は、決算期が5ヶ月間ではありますが、久しぶりの黒字を計上しました。

そして、注目すべきは2021年12月期の予想で、大幅に売上が伸びていて、利益に関しても122百万の営業黒字の予定です。

世界的な半導体需要の追い風を受けて、業績が上向いてきて、黒字が定着してきた印象ですね。

株価チャート

(出典 https://kabutan.jp

過去3年間のチャートを出しています。

黒字転換したとはいえ、株価は伸びていませんし、出来高も少ないですね。

まぁ、人気がないと言っていいでしょう。

ただ、黒字が定着したと思っていますので、今後の業績次第では、投資対象として検討してもいいかもしれません。

中国、台湾へシフト

19年9月に中国の武漢精測電子集団が増資を引き受けてから、台湾の顧客から大口の受注を獲得し、20年7月は15期ぶりに黒字が見込まれたが、コロナの影響をモロに受けて赤字決算となった。

ただ、台湾、中国顧客向けLCDドライバーIC検査装置の受注拡大は続いているようです。

以前は、国内向けが9割だったのですが、中国企業が入ってきた事で、中国、台湾向けをさらに拡大していくと思います。

同社は、倒産危険度が高かったと思いますが、中国企業に助けられましたね。

半導体って中国の国策なんで、しばらくはウインテストも好調を維持すると思ってます。

以上。

ありがとうございました。