銘柄分析

将来性があるコメダHD(コメダ珈琲)の株価を分析!今後の業績と配当、株主優待について

東証プライム
証券コード:3543

今回は、業績好調のコメダホールディングス[3543]を紹介します。

これから、積極的に海外進出を行っていくということで、将来性がある企業ではないかと思っています。(もちろんリスクはありますが・・・。)

株主優待もあるので、コメダ珈琲によく行く方はオススメですね。

今回の記事を参考にして頂けたらうれしいです。

※投資は自己判断、自己責任でお願いします。

コメダHDの特徴

コメダHDは、主力ブランドの「コメダ珈琲店」を運営する会社です。

【すぐわかるコメダHDの特徴】

・郊外を中心に出店

・海外進出に積極的

・利益率が高い

・配当、株主優待あり

・「コメ牛」が大人気になった

コメダHDの特徴はこれぐらいでしょうか。

コメダは、郊外を中心に出店しており、シニア層をうまく取り込んで成長しました。
スターバックスやドトールが都市部を中心に店舗展開してますが、コメダはその逆の戦略をとっています。

キャンペーンで発売した「コメ牛」というハンバーガーが大人気だったらしいですね。
(僕は食べたことがないですが・・・。)

これです ↓

すごいボリュームです。

これがなぜ人気になったかというと、肉を無料で増量できるということで、若い男性の胃袋をつかんで人気になりました。
「コメ牛」は集客の原動力になりました。

そして、コメダHDは海外進出に積極的です。

中期計画を見たんですが、店舗数を2020年の900店舗から2025年には1200店舗に増やす計画だそうです。
300店舗増やすうちの80店舗は海外だそうです。

海外進出はもちろんリスクもありますが、これをやっていかないと今後の成長はないと個人的には思っていますので、期待していますね。

業績について


(出典 strainer)

業績は、右肩上がりだったんですが、ここにきて落ち着いてきた感があります。

今後も、海外を含めて出店を増やしていく計画なので、それがどう業績に反映してくるかでしょうね。
僕は期待しています。

2023年の業績予想が出ています。


(出典 株探 https://kabutan.jp

売上、利益ともに過去最高の水準の予想が出ております。

利益に関しても、コロナ前の水準まで戻る感じでGoodです。

そして、コメダの業績で見逃せないのが、高い利益率です。


(出典 株探)

営業利益率が19.11%もあります。

エクセレント!
めちゃくちゃすごいです。

これは、ドトールやサンマルクよりもはるかに高い利益率です。

そして、ROEやROAも高水準です。
一般的にROEは10%以上、ROAは5%以上あれば優秀とされていますので、コメダHDはめちゃくちゃ稼ぐ力があり優秀な企業です。

ROE・ROAとは?

✴️ ROEとは、自己資本利益率の意味であり、株主から集めた資金を使ってどれだけ効率的に稼ぎましたかという指標になります
ROE(%)=当期純利益 ÷ 自己資本 × 100

✴️ ROAとは、総資産利益率といい、総資産からどれだけ利益を生み出したかを示す指標です。
ROA(%)=当期純利益 ÷ 総資産 × 100

配当について

<1株配当推移>

【配当】
2019/2 50円
2020/2 51円
2021/2 39円
2022/2 51円

予想配当利回り:2.48%(2022年2月)

配当性向:50.1%(2021年2月)

配当利回りは2.48%なので、まぁまぁの利回りです。

会社の方針としては、配当性向50%を目標にしています。

今後も、業績に沿って配当を出していくと思われます。

株主優待について

優待回数:2回/年

権利確定月:2月・8月

<優待内容>

コメダ珈琲店で使える電子マネー「KOMECA」がもらえる


(出典 コメダホールディングス)

新規株主には、「KOMECA」プリペードカードが送付され、その後は期日に自動チャージされます。

100株保有の場合、年間で2,000円分もらえますね。

コメダ珈琲店によく行く方はうれしい優待となっております。

株価チャートについて

3年間の株価チャート(日足)を出しています。


(出典 株探)

コロナショックで、株価が急落してしまいましたが、その後は緩やかな上昇トレンドが続いております。

ですが、アメリカの金利上昇により、株価は落ち着いている感じで、持ち合い状態です。

全体相場が上昇トレンドに入れば、買いの候補として考えています。

今後の業績に関しては、積極的な出店がどう業績反映してくるかが大きなポイントですね。

以上。